こんにちは!imokoです
体外受精を検討されているみなさん
- 体外受精をするためにはどれくらい通院するの?
- クリニックでどんな治療をしているの?
- 授かれるまでにどれくらいかかるの?
- そんな疑問を抱いたことはありませんか?
わたし自身、事前にある程度知識を得ていたつもりでしたが、
実際に通院してみて、
あれ?思ったのと違うなーと
感じることがありました
今回は、私の体外受精体験記”採卵周期”をお話しします
※30代前半 AMH2.49 不妊原因不明(やや男性不妊気味)の事例
- 体外受精〜移植までのスケジュール
- (移殖は現時点でクリニックから言われているおおよそのスケジュールです(まだ実行していないため))
- 体外受精時の採卵前までの通院頻度
- 体外受精時の治療内容(imokoの場合です)
- 体外受精時の治療費(imokoの場合です)
通院頻度や治療内容、治療費などは、
クリニックの方針や個人の身体の状態によって異なります
体験談として参考にしていただければ幸いです
体外受精〜移植までの全体スケジュール
※Dとは生理開始日からの日数のこと
- D3クリニック1回目
(所要時間:2時間30分〜3時間)診療内容- 採血(ホルモン数値を測定、検査)
- 超音波
- D4〜8診療なし自宅で行ったこと
- 内服薬…1錠/日 毎夕食後
- 自己注射…計2回/日付指定
- D9クリニック2回目
(所要時間:2時間〜2時間30分)診療内容- 採血(ホルモン数値を測定)
- 超音波(育っている卵子の個数・サイズを確認)
- 注射(排卵誘発剤(筋肉注射:左尻)
- D10クリニック3回目
(所要時間:2時間〜2時間30分)診療内容- 採血(ホルモン数値を測定)
- 超音波(育っている卵子の個数・サイズを確認)
- 注射①(排卵誘発剤(筋肉注射:右尻))
- 注射②(排卵抑止剤(皮下注射:右下腹部))
- D11クリニック4回目
(所要時間:1時間30分〜2時間)診療内容- 採血(ホルモン数値を測定)
- 超音波(育っている卵子の個数・サイズの確認)
- 注射①(排卵誘発剤(筋肉注射:左尻))
- 注射②(排卵抑制剤(皮下注射:左下腹部))
- D12クリニック5回目
(所要時間:1時間〜1時間30分)診療内容- 採血
- 注射①(排卵誘発剤(筋肉注射:右尻))
- 注射②(排卵抑制剤(皮下注射:右下腹部))
自宅で行ったこと- 点鼻薬(排卵誘発剤)…2回(23時、24時 ※時間指定)
- D13診察なし自宅で行ったこと
- 坐薬(排卵抑制剤)…2回(15時、就寝前)
- 21時以降の食事禁止
- D14採卵日(8時20分〜11時頃)朝、自宅で行ったこと
- 3時間前から飲み物NG
- 採精(持参)
- 化粧・口紅・マニキュアNG
- 車、バイク、自転車の運転NG
診療内容- 採卵
- 採卵、精子の結果を確認
- 体外・顕微受精の割合を判断
※クリニックから宿題(受精結果確認までに夫婦で決めておくこと)
今後の治療方針(移植タイミング、胚凍結の有無など) - D15受精結果確認診療内容
- 受精結果確認
- 今後の治療方法を確認
(〜胚凍結まで)
- D21胚凍結結果確認診療内容
- 胚凍結結果の確認
- 今後の治療方法の確認
(胚凍結〜)
(ホルモン補充周期)
※自然周期の場合は、以下スケジュールとは異なります
- 翌D3クリニック1回目
- 翌D7〜18クリニック数回の通院
- 翌D19移植
- 翌D29妊娠判定
- 翌30〜

体外受精の準備を始めてから
妊娠判定できるまで
最短でも約2周期は必要なんですね
1周期で完結するのかと思っていたので、驚きました
- 移植までのスケジュールは、クリニックによって方針が異なります
- 体外受精から移植までは1周期では完結しないクリニックの方が多いです
(その方が妊娠確率が高いというデータがあります) - 妊娠までに早くても2〜3ヶ月かかると念頭に置いておくと安心です
採卵に向けた治療
自宅で行ったこと
自宅では、以下2種類の効能がある薬を投与しました
- 排卵誘発剤
- 排卵抑制剤
- 期間:D3から6日間
- 服用時間:夕食後
- 回数:1錠/日
- 期間:D5、D7
- 摂取時間:指定なし
- 回数:1回ずつ
- 期間:D12
- 服用時間:23時、24時
- 回数:両鼻1プッシュ/回

自己注射ははじめてなのでとても不安でした
主人にも取説を読んでもらい、
見守ってもらいながら注射しました
痛みはほとんどありませんでした!
- 期間:D13、D14
- 服用時間:D13(15時、就寝前)、D14(クリニック予約時間の30〜1時間前)
- 回数:1回ずつ
採卵日が確定してから、自宅で服用する薬は、
全て時間が指定されていました
時間を誤ったり、服用を忘れてしまうと、
採卵前に排卵してしまうこともあるそうです
排卵してしまうとこれまでの努力が
水の泡になってしまいます

旦那さんとも服用時間を共有して
一緒に管理できると安心です!
imokoはスマホのアラームや
LINEのリマインくんなどを活用しましょう
クリニックで行ったこと
クリニックでは、D9以降は
採卵日が確定するまで毎日通院です
- 超音波(エコー)
- 採血
- 注射(排卵誘発剤、排卵抑制剤)
診療の流れは
採血→超音波→診療→注射
毎回、この流れでした
育っている卵子の数、卵子の大きさを毎回測定します
- ホルモン検査
※クリニックに到着後、1本分採血を行います
※D3は他の検査もあり、3本でした
先生は、卵の育ち具合、ホルモンの数値を見て、
その日の排卵誘発剤、排卵抑制剤の
接種量や薬の種類を決めます
- 注射種類:筋肉注射
- 注射箇所:腕か尻のどちらか
※尻の方が痛みが弱いとのこと
※左右交互に打ちました
- 注射の種類:皮下注射
- 注射箇所:左右の下腹部
※左右交互に打ちました
注射をした周辺が数時間痛痒い感覚
薬の副作用
imokoは、幸いなことにほとんど副作用はありませんでした
唯一、あったのは、お腹の張りです
それに伴う便秘は、
採卵が終わるまで続きました
人によっては、頭痛や吐き気などあるそうです

不安な方は、事前に主治医に相談した方が安心です
採卵前までの診療費
合計金額
採卵までいくらかかったのでしょうか
計算してみました!
¥147,810
でした!
結構、いってますね・・・
内訳(通院毎の診療費)
通院毎の診療費は、こちらです
- D3¥46,515
- 診療代(採血、超音波etc…)
- 内服薬(クロミッド)
- 自己注射(ゴナールエフ)
- D9¥14,610
- 診療代(採血、超音波、排卵誘発剤etc…)
- D10¥23,835
- 診療代(採血、超音波、排卵誘発剤、排卵抑制剤etc…)
- D11¥26,695
- 診療代(採血、超音波、排卵誘発剤、排卵抑制剤etc…)
- D12¥36,155
- 診療代(採血、超音波、排卵誘発剤、排卵抑制剤etc…)
- 点鼻薬
- 坐薬
毎回ここまでかかると感覚が麻痺してきます
採卵までのしんどかったこと
採卵までの通院でしんどいと感じたことは2つです
- 通院時の注射
- 決められた時間に薬を服用する
- 自己注射
薬の服用は、時間を誤ったり、忘れると
排卵してしまう可能性もあるそうです
忘れないように
すごく神経質になっていた気がします
自己注射は、手順を誤ったらどうしよう
という不安が大きかったです
主人に見守ってもらいながら注射しました
まとめ
いかがでしたでしょうか
imokoは諸事情により休職中のため通院は
苦ではありませんでした
ただ、仕事と両立していたら、、、
考えるだけで、相当なストレスを感じることは否めません
体外受精は、女性側の負担が本当に大きいなと感じました
だからこそ、ご主人が協力的だと嬉しいですよね
imokoは、夫婦2人で一緒に頑張っているという実感が欲しいと
主人に話しました
体外受精を検討されているご夫婦は、一度話しあってみてはいかがでしょうか
次回は、採卵当日についてお話しします!
治療方針等はクリニックの方針や患者の状態によって変わります
専門的な部分は、不妊治療専門クリニックのHPを参考にしていただけると嬉しいです